私は決して運動が好きなわけでもありません。
どちらかというと今でも歩くのが嫌いですし、できれば仕事がなければ家から出ずにいたいほどです。
でも・・・彼女のためだったら何でもできました。休みはもちろん、私の私生活すべてを彼女に捧げました。彼女の喜んでいる顔、彼女の楽しんでいる顔、彼女の輝いている顔、それを見るのが大好きだから・・・。

彼女が必死に生きているのに、私だけが安穏としている場合じゃ・・・私もそれに答えてやらなければと。
肩口からお腹のところの縫い傷に前回といっしょで今回も二度の抜糸になり、このときは一度目の抜糸が終わったばかりで、それでも、まるで、いよいよい本領発揮とばかりに元気に跳ね回って歩いていましたね。

紅葉が目にも鮮やかないちばんきれいな時期で、素晴らしいお出掛けになりましたが、おまえの目にもきれいに映っていたのかな。

松葉の枯葉が、おまえたちの毛に引っ付いて、それをいちいち取るのに私は難儀していたけど、おまえは落ち葉のパリパリの上を歩くのが楽しそうでしたね。
24日に大阪城公園・・・

まるで自分が案内しているかのように先頭を歩き、ときおり、のこと競争してみたり・・・おまえがいなくなってから、のこはね・・・。スキップして楽しそうに歩くことも、お友だちと競争して歩くこともまったくしなくなってしまったんだよ。。。いつも優しいおまえがいたから、くろかあさんがいたから、のこも楽しかったんだろう。今は、ちょっかいをする相手も、それを優しく相手してくれる母が突然いなくなって、のこは寂しそうにしているよ。のこが泣いているよ。

せっかく、親子仲睦まじく暮らせていたのに、その別れがあまりにも早すぎる。
一度目の抜糸が済んで、11月18日に再度公園(神戸市)・・・
あいにくの空模様でときどき雨が降ったりして、途中、雨宿りすることもあったけど、おまえものこも楽しそうに歩いてくれていましたね。

私たちが休憩をしていると、「そろそろおやつもらえるかな?」って感じで私を見つめて、私がおまえに「いるん?」っていう目をしてやると、目いっぱい!!尻尾を振って嬉しそうにしてくれましたね。ふだんでも、私の云わんとしていることを言わずとも目だけで通じるのはおまえだけだった。
そして12月に入り、昆陽池公園・瑞ケ丘公園・緑ヶ丘公園(伊丹市)・・・
急な階段の山道があったり、なだからな遊歩道があったり、湿地の上を歩くウッドの歩道があったり、もちろん自然豊かで、とても印象深い楽しい園地だったね。私は水面に映るあの美しい紅葉の色を、写真だけでなく今も鮮明に記憶の中に覚えているよ。

どんな山道も山の階段も、おまえはへこたれることなく、途中で「抱っこ」とも言うこともなく、しかも先頭で、その力強い足取りで頑張って登っていきましたね。大阪市内にはない自然におまえもとっても嬉しかったんだろうね。

それを見ている私も嬉しかった。
26日にむろいけ園地(四條畷市)・・・
紅葉がきれいなのはもちろんのこと、あの黄色く色づいたイチョウのふかふかした柔らかい落ち葉の上の心地よさは、今もしっかりと私は覚えているよ。おまえたちも気持ち良さそうに遊んでいたね。いろんな場所を行き尽くしたとき、そのときまた、おまえも気に入ってただろうこの大阪城公園のイチョウの落ち葉の上で、おまえたちふたりを遊ばせてやりたいと私は考えていたんだよ。
大阪城公園には三度行ったけど、この日が最初でしたね。
平たい道とはいえ、あの広大な大阪城公園の外周をぐるりと一周、さらに内周を一周、そして、天守のほうへ。本当によく歩きましたね。
→私の余暇のすべてを・・・